お中元やめたい!《親戚・会社》やめるタイミングや手紙の書き方は?ビジネスな例文もチェック!

日本の夏の風物詩の一つとして、お世話になった人々に贈り物をする、お中元があります。

しかし近年、このお中元をやめたいと考える人が急増しています。

毎年、親戚会社に贈っていたものを、やめるとなると、そのタイミングや伝え方で悩んでしまいそうですね。

そこで、お中元をやめたいと思っている方向けに、どのようなタイミングで伝えたら良いのか?また、どのように伝えたら良いのか?など、相手に失礼がないようにするにはどうしたら良いか、考えてみましょう。

手紙で伝える場合なども、どのようにしたら良いのか、調べてみました!



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お中元やめたい!《親戚》やめるタイミングは?

夏になると遠い親戚からお中元が届いて、元気なことを知らせる、なんていうのは、もう昔の話なのでしょうか。

現代の若い20~30代の人は、あまりお中元に意味を見出せないようです。

そもそもお中元とは何なのかを調べてみました。

そもそもお中元とは?

中元(ちゅうげん)は道教(中国三大宗教の一つ、儒教、仏教、道教)に由来する年中行事で、三元の1つ。

三元とは、1年のなかで上元・中元・下元の3つの日の総称です。

  • 上元(旧暦1月15日)賜福大帝は福を与える
  • 中元(旧暦7月15日)赦罪大帝は罪を許す
  • 下元(旧暦10月15日)解厄大帝は厄を払う

三元を司る三神を三官大帝といい、三官大帝は龍王の3人の娘と人間の間に生まれた、龍王の孫です。

彼らの誕生日が三元として、祝われるようになったのです。

道教では、中元は人間贖罪の日として、1日中火を焚いて神を祝う風習があり、のちに、死者の罪を赦すことを願う日になりました。

中国ではこの日に、祖先の霊を供養する催しを行っていました。

日本では、これがお盆の行事となり、さらに目上の人やお世話になった人に贈りものをするお中元が派生しました。

これが、お中元の由来で、江戸時代には先祖への供え物とともに、商い先やお世話になった人に贈り物をするようになっていました。

 

意外とお中元の歴史は古く、元は中国の道教なのですね。

お中元という習慣は知っていても、その始まりは中々知る機会がないかもしれません。

親戚へのお中元をやめる方法

お中元の由来は分かりましたが、令和となった現代では、形ばかりになってしまった、その風習は衰退しようとしています。

 

親戚から送られてくるから、なんとなく送り返している場合や、お中元をいただくのも、送るのも気が乗らない場合は、思い切ってやめてしまうのも良いかもしれません。

感謝の気持ちを伝えるのがお中元ですので、義務感で行うものではありません。

送る方も、いただく方も負担になってしまう前にやめる勇気を持ちましょう。

お中元をやめるタイミング

今回は親戚へのお中元を考えてみましょう。

毎年送るかどうか悩んでいたのなら、今年から思い切ってやめましょう

思い立ったが吉日です。

口実として利用できる出来事などもあります。

  • 進学
  • 卒業
  • 就職
  • 退職
  • 結婚
  • 離婚
  • 出産
  • 引っ越し

これらがあるときは、多忙を理由に辞退の旨を伝えやすかったり、関りが薄くなる時期なのではないでしょうか。

タイミングを逃さないようにしましょう。

 

もし、先方からお中元が届いてしまったら、どうしたら良いのでしょう。

そんな時はこのように対応しましょう。

  • お中元のお礼状でお断りをする
  • いただいたお中元の同等か倍返しで贈る
  • 断り状を添えて返送する

日本人の感覚だといただいた物を送り返すのは忍びないですが、今後のスマートなお付き合いのためと思って行動してみるのも良いでしょう。

その際のお礼状をどのように書いたら良いのか、見てみましょう。

 

拝啓 盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

この度はお心遣いの品をお贈りいただき誠にありがとうございます。

日頃御無沙汰多してばかりにもかかわらず、お心遣いをいただき恐縮に存じます。

まことに恐縮ではございますが、今後はお気持ちのみ有難く頂戴したいと思っておりますので、このようなお気遣いをなさいませんようにお願い申し上げます。

○○様の多幸とご健康をお祈りしましてお礼申し上げます。

 

引用:お中元辞退の手紙の書き方と例文

 

日本人らしい、気遣いとともにお断りをする文面になっています。

少し堅苦しいですが、ぜひ活用してみてください。



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お中元やめたい!《会社》ビジネスな例文もチェック!

会社と会社のお付き合いでも、お中元は存在しています。

ですが基本は、お世話になっている方から目上の方へ贈るもので、お返しは不要になっています。

受け取った側はお礼の電話や暑中見舞いなどの手紙にお中元のお礼の言葉を添えます。

もしお中元を物でお返しをするのなら、半返しにします。

この半返しというのは、全額相当の物で返すと相手に余計に気を遣わせることになるので、いただいた物の半額相当の物を贈るという事です。

今回はお中元を辞めたい、という観点から見た場合で、倍返しという方法があります。

お中元 倍返しとは?

倍返しとは、いただいた品物の倍の値段相当の品を贈ることです。

「お気持ちは有難いのですが、今後このようなお気遣いは不要です。」

という意味があります。

品と一緒にお手紙を添えて送れば、お中元を今後は遠慮したいという事も、失礼にはならず、丁寧なお断りの仕方となるでしょう。

注意が必要なのは、倍返しの品を贈るだけで意図が通じるかは、相手次第のところもあります。

「たくさん送られてきたけどなんだろう??」

と困惑してしまう場合も考慮して、しっかりとお手紙を添えて、こちらの意図が伝わるようにしましょう!

 

まずは、どんな辞退例文があるか見てみましょう。

拝啓 盛夏の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

 日頃は何かとお世話になりまして、感謝申し上げます。
 またこのたびは、お中元の品をいただきまして、まことに恐縮に存じます。
 せっかくのお心遣いですが、弊社では従来よりお取引先からのご贈答品はいただかないという規則がございます。
 今回はその旨をお伝えもしておりませんでしたので、ありがたく頂戴させていただきますが、今後はこのようなお心遣いはされませんようにお願い申し上げます。
 堅苦しいことを申しますようで、たいへん申し訳なく心苦しい限りでございますが、どうかお気を悪くなさいませんよう、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。
 どうぞ今後とも変わらぬお付き合いのほど、お願いいたします。
 略儀ながら書面をもって、お礼、お詫び申し上げます。

敬具

  令和○○○年七月○日

○○○株式会社

代表取締役 ○○○○

 

引用:お中元辞退の手紙の書き方と例文
https://letter.sincerite-shop.com

 

次に、いただいたお中元を送り返す場合の例文です。

謹啓 盛夏の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、このたびはお心遣いのお品をいただきまして、まことに恐縮に存じます。

 ご厚意はたいへんありがたく存じますが、弊社では従来からお取引先からのご贈答は全て辞退させていただくこととなっております。誠に申し訳ございませんがお送りいただいた品をご返送させていただきます。

 堅苦しいことを申しますようで、たいへん申し訳なく心苦しい限りでございますが、どうかお気を悪くなさいませんよう、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

 甚だ不躾ではありますが、書中にて恵贈品ご返送のご連絡と、お詫びを申し上げます 。

敬具

  平成○○○年七月○日

○○○株式会社

代表取締役 ○○○○

 

引用:お中元辞退の手紙の書きと例文
https://letter.sincerite-shop.com

 

品を選ぶ手間や真心、送付する手間などを思うと、せっかくいただいた物を返送するのは、とても心が痛みますが、会社間のお中元は禁止されている場合もあります。

返送をやむなく行う場合は、このように心苦しい心情も添えて、お中元辞退の手紙を添えましょう。

 

送る方も、いただく方も、時間のロスや、気持ちのやり場のない状況になってしまいますよね。

ですので、なるべくお中元の風習を行わない旨を、素早く伝えておくのもビジネスでは大事になるでしょう。



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まとめ

江戸時代から続くお中元の風習ですが、令和になっていよいよ本格的なお中元離れが始まっています。

本来お中元は「感謝の気持ちを伝える」ものですので、親戚だからとか、仕事でお世話になっているからと、疎遠になってまで義理で行うものでもありません

感謝の気持ちは、いつでも伝えることができますし、お中元にこだわる時代は終わるのかもしれません。

親戚へのお中元は、進学・就職・結婚・出産などのライフイベントでのタイミングで距離を置くのが良いでしょう。

いきなり音信不通になるのは失礼ですから、きちんと断り状や、お礼状を添えましょう。

 

ビジネスにおいても、お互いが無理なく付き合える関係を努力をしましょう。

「感謝の気持ち」はお中元だけで伝わるものでもありませんし、常日頃、誠実に対応していれば、スムーズな関係でいられるでしょう。

年賀状やお中元、お歳暮など、昔から日本にあった風習はだんだん少なくなってきていますが、行為そのものより、その行為に込められた感情や意図を、今後は違った形で、しっかりと伝える事のできる社会であって欲しいと思います。

 

参考

Wikipedia

お中元辞退の手紙の書き方と例文

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