温かくなる季節が近づくと、バーベキューしたいな~、なんて思いませんか?
庭先に出て、家族でお肉をジュウジュウ!キャンプみたいで楽しいですよね!
ただ、家の庭先でバーベキューをする時に気になるのが、煙やにおいですよね。
ご近所さんに迷惑が掛からないか?その煙で身体への害はないのか?など、気になる対策もまとめて調べてみました。
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バーベキュー煙の害!
バーベキュー煙の害!
家の庭先で手軽に楽しくできるバーベキューですが、服にも髪にも煙の匂いがついてしまいますよね。
匂いがつくと気分も不快になったり、なかなか煙の匂いが落ちなかったりします。
匂いが付く、落ちない以外に、煙には、身体への害などは無いのでしょうか?
調べてみたら、恐ろしいことに、発がん性のリスクがあるというのです。
一体どうゆうことなのでしょうか?
なんと驚くべきことに、肉を焼くことで、有毒な化学物質が放出されているというのです。
もっと詳しく見てみると、茹でたり、蒸した時に出るのではなく、「網焼きにする」「揚げる」などの行為でPAHs(多環芳香族炭化水素)という、有毒な化学物質が拡散されているというのです。
しかも、煙を鼻や口から吸ってしまうことで起きるのではなく、皮膚から体内へ、その有害な化学物質を取り込んでしまうのです。
ですので、肉を焼いている現場にいるだけで、慢性疾患にかかりやすくなる可能性があると指摘されています。また肺・膀胱・皮膚に関する遺伝子の突然変異を引き起こすのです。
肉の筋質・脂質の多い部分が、熱やアミノ酸などの、他の構成要素とで反応し、バーベキューで使用している炭の上に肉汁が落ちることで有毒な化学物質であるPAHs(多環芳香族炭化水素)が発生してしまうので、その有毒な煙でいぶされた他の食材も、身体に良いとは言えない状態になってしまっているのです。
さらに、毎月15回以上、グリルや網を使ったバーベキューをしていた人達は、月4回以下しかバーベキューをしない人達に比べて、高血圧への危険性が高まっていたそうです。
- 発がん性のリスク
- 慢性疾患(高血圧)
- 肺、膀胱、皮膚に関する遺伝子の突然変異
なんという事でしょう。
楽しいバーベキューのはずが、こんなにも煙でリスクを負っていたなんて、正直ショックです。
これらのリスクは、どうする事もできないのでしょうか?
このままでは、お肉大好き、バーベキュー大好き、キャンプ大好きな人々にとっては、残念な情報になってしまいます。
そんな事では悲しいので、この有害とされるバーベキューの煙の対策方法を調べてみました!
バーベキュー煙の害への対策方法
安心安全にバーベキューをするためには、まず有害な化学物質が発生しないようにする必要があります。
その為にできることは、お肉の余分な脂身を取り除くこと、もしくは、脂身の少ないお肉を使うことです。
脂身が少ないお肉であれば、炭に脂が落ちて有害物質の発生を抑えられるのです。
さらには、網に食材が付かないように工夫しておくのも良いでしょう。
例えば、網に油を塗っておくことや、特殊加工の網を使用することです。
あとは低温調理でじっくりと焼くことで、脂を肉に閉じ込めることや、炭と肉との距離を取ることで、PAHs(多環芳香族炭化水素)の発生を抑えます。
他にも、炭化するほど焼かない、焦がさない、野菜なども食べる事でビタミンを摂取してがん細胞の脅威へ抵抗したり、煙をまとった衣類をすぐに交換することなどです。
- お肉の余分な脂を落とす(肉の脂が落ちないようにする)
- 網に食材が付かないようにする(油を塗るなど)
- 低温調理をする(肉と燃料との距離を取る)
- 焦がさない(炭化させない)
- 野菜も一緒に食べる(ビタミン摂取)
- 服を着替える(有害な化学物質を洗う)
バーベキューを楽しむために、あまり煙を出さないように、自分たちで出来ることはたくさんありますね。
これで少しは煙の害も軽減されるでしょう!
さて、もう一つ、バーベキューをするうえで気になるのが、煙、匂い、騒音などのご近所への配慮です。
過去にあったバーベキューでの迷惑行為を調べながら、見ていきましょう!
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バーベキュー近隣配慮の方法もチェック!
バーベキューでの近所迷惑な事例
ここでは実際に起きた、自宅でのバーベキューによるトラブルをご紹介します。
この事件は大きく全国ニュースにもなりましたので、知っている方も多いのではないでしょうか。
2018年7月、兵庫県で起きた傷害事件です。
午後7時過ぎ、39歳パート女性が、知人らと自宅でバーベキューをしていた女性に掴みかかり、そのまま押し倒し、首や腹部に打撲を負わせるという事件が起きました。
この39歳パート女性は、道路にはみ出してバーベキューをしていることを注意しようと近づいたところ、家族に関する暴言を吐かれ、被害者女性に掴みかかったという事です。
警察の調べに対しては
自宅から道路にはみ出してバーベキューをしていた事に、我慢の限界が来た
と話したそうです。
このバーベキューをしていた場所が、39歳パート女性のと被害者女性の共有スペースのような駐車場であったとのことです。
怪我を負わせてしまったことはいけませんが、この被害者女性にも、非があるような気がします。
道路にはみ出していた以外にも、きっと何かあったのだと思います。
肉の焼ける匂い、焦げ臭い匂い、宙に舞う脂のベトつき、知人との話声などなど、煙や匂いや騒音という迷惑な行為を行っていたと思うと、想像するだけでも「うるさーい!」と言いたくなってしまいます。
被害者女性が、39歳パート女性に言った、家族への暴言というのも
「高専に行くような息子を持っていて、こうゆうことをして恥ずかしくないの?」
というものでした。
被害者女性の非常識な感覚が、こういった暴言ににじみ出ているような気がします。
もう少し、周りに気をつかえる人だったなら、共有スペースの駐車場で、しかも知人を呼んでバーベキューはしないのではないでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、きちんと自宅敷地内で、近所の皆様に迷惑が掛からないように工夫していると思います。
この事例は極端すぎますが、近所に掛かる迷惑も考慮して、バーベキューは行うのが1番ですね。
どうすれば迷惑対策になる?
自宅でバーベキューをするなら、どのようにするのがご近所への迷惑対策になるのでしょうか?
色々と調べてみると、時間帯なども考慮すべきことかもしれません。
家族や知人が集まりやすい夜にバーベキューをやりたい所ですが、昼の時間帯に行うのがベストでしょう。
昼なら許せる、という意見もあるようです。
あとは、面倒くさいかもしれませんが、ご近所に「バーベキューをします」と一言かけておくことです。
こうすることで、窓を閉めたり、洗濯物を室内に干したり、ご近所さんはそれぞれ対応するからです。
あとは、無煙コンロを使うなど、道具で工夫することなどでしょうか。
本当に煙が出ないみたいです。
あとは、楽しさが半減してしまうかもしれませんが、味付きの肉は焼かない、小さな声で話す、などでしょうか。
大きな声で「わはは!」としゃべりたい人は、キャンプ場へ行きましょう。
思う存分バーベキューができます。
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まとめ
みんなが大好きなバーベキューですが、自身の健康や、近所への配慮など、気を付けるべきところは気を付けて、楽しくありたいものですね。
最後にバーベキューをする際に気を付けたいことを、まとめたいと思います。
- バーベキューをする時はご近所様に一声かける
- 昼の時間帯にする
- 大きな声で話さない
- 無煙コンロを使う
- 匂いのきつい肉は焼かない
- 肉の脂身は取ってから焼く
- 焦がさない
- 野菜や果物も食べる
- 終わったら服を着替える
最低限のルールを守って、健康的に、みんな楽しく、大好きなバーベキューを楽しみましょう!!
参考
Wikipedia
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